アンサンブル・コンテンポラリーα 定期公演2020『歪み、隔たり、ベートーヴェン』
3月26日(木)
|東京オペラシティ リサイタルホール
アンサンブル・コンテンポラリーαは、ベートーヴェンの生誕250年にあたる本年、奇しくも彼の命日に公演を実施することとなった。19世紀ロマン派の音楽が「ポスト・ベートーヴェン」の用語で語られるように、この時代の多くの作曲家にとって、ベートーヴェンの作品は乗り越えるべき壁として君臨していた。また、20世紀後半の作曲家たちの一部は、新たに開拓された響きやノイズによって、ベートーヴェンとの新たな関わりを打ち出した。このような経緯や潮流を踏まえて、本公演は、「ベートーヴェン」との関係性の中に、21世紀以降の創作としての新たな音響を創造することを目指す。 M.カーゲルの《騒音芸術》と、彼がベートーヴェ
日時・場所
2020年3月26日 19:00
東京オペラシティ リサイタルホール, 日本、〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目20−2
イベントについて
■マウリシオ・カーゲル:騒音芸術(1994/1995)
for a percussion player and an assistant 神田佳子(perc.)
■田村文生:Strain(2020初演)
for clarinet and string quartet
■鈴木純明:Moja-Moja Beethoven (2020初演)
for clarinet, violoncello and guitar
■北爪裕道:Spark Extensions(2020初演)
for flute, oboe, clarinet, bassoon, percussion,
guitar, violins, viola, and violoncello
(アンサンブル・コンテンポラリーα 2020年委嘱作品)
■伊藤弘之:ディスタンスィズ II(2020初演)
for oboe, violin, viola, violoncello, and piano
■マウリシオ・カーゲル:《ルードヴィヒ・ヴァン》 (1969)
for flute, oboe, clarinet, bassoon,
guitar, violin, viola, violoncello, and piano